モンゴルの伝統的なお茶はスーテー・ツァイ(内蒙古方言ではスーテー・チャイ)という、茶を煮出して塩を入れた乳茶(ミルクティー)だ。茶葉には磚茶という種類のお茶を用いる。磚茶とは、お茶の葉を茎ごと圧縮してレンガ状に固めたもので、このように圧縮成型されたお茶を総称して緊圧茶ともいう。緊圧茶は、中国で主に少数民族地域向けの出荷用に製造されてきた。磚茶の茶葉の分類としては、各種ある中国茶のうち黒茶に属する。この...
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モンゴルの貨幣の見本。右側上から10,000トゥグリク、5,000トゥグリク、1,000トゥグリク、500トゥグリク。左側のコインの貨幣単位はムゥング。左側一番下は元朝秘史750周年記念メダル。...
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モンゴル医学は民間療法の系統とチベット医学の系統に大別される。モンゴルにラマ教が広まるにつれ、チベット医学が発展した。民間療法は、チベット医であるラマ僧から迫害された時期もあったが存続し続け、逆にチベット医学に影響を及ぼすことさえあった。民間療法には、長年の遊牧生活の知恵に基づいたものが多く、薬草の処方、温熱療法、整骨術などが含まれる。馬乳酒を用いた食事療法なども特徴的である。チベット医学は『四部...
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「初恋の味」でおなじみのカルピスだが、これがモンゴルの乳製品をヒントに生まれた飲み物だということは、意外と知られていない。カルピス社の創業者・三島海雲は、1878年に大阪府豊能群のお寺に生まれた。仏教大学の学生だった海雲は、25歳のときに大学を中退し、青雲の志を抱いて中国へと渡った。当時は無限の夢と可能性を求めて中国へ渡る若者が多かったという。三島海雲は、中国で雑貨貿易商「日華洋行」を設立し、日露戦争勃...
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モンゴル国および中国内蒙古自治区では、現在公式には西洋暦が採用されているが、伝統的な暦法(太陽太陰暦)も存在する。モンゴル民族の伝統であるツァガーン・サルと呼ばれる行事は、この旧暦の元旦を祝うものだ。このツァガーン・サルを祝う日にちは、モンゴル国ではチベット仏教に由来する暦法に基づいて決められているのに対し、内蒙古では漢民族の旧暦(農暦)の元旦に相当する春節の時期に合わせるのが普通だ。モンゴルの暦法で...
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【馬乳酒】 ハルハ方言ではアイラグ、内蒙古ではチゲー(ツェゲー)と呼ばれる。馬の乳を攪拌して発酵させて作る。家畜の中で馬の乳は乳糖値がもっとも高く、これを利用して発酵させる。ミルクとビールを混ぜたような味がする。発酵が不十分なものを飲むとお腹をこわすことがあるので注意。なお、カルピスはこの馬乳酒にヒントを得て造られた。【アーロール】 ホロードとも呼ばれる。牛乳または羊やラクダの乳で作った硬質の乾燥チー...
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【ヤスタィ・マハ】 漢語で手把肉と呼ばれる。骨付きの塩茹での肉。主にマトン、牛肉など。手でつかみ、ナイフでこそげとりながら食べる。【ゴイモントィ・シュル】 肉入りの煮込みうどん。小麦粉をこねて麺から作る。【ツォイボン】 蒸し焼きそばのようなもの。薄く延ばして火にあぶった生地を細切りにし、炒めた野菜と一緒に蒸す。【ボーズ】 包子。マトンや牛のひき肉に野菜をまぜて作った具を小麦粉で作った生地で包み、蒸す。...
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モンゴルの遊牧民が飼育しているのは、馬・羊・山羊・ラクダ・牛で、五畜と呼ばれる。このうち大型家畜の馬・ラクダ・牛をホド・マル、小型家畜の羊・山羊をボグ・マルと呼ぶ。家畜ではないが、どこの家でも番犬用に犬を飼っている。【馬】 主に乗用、または搾乳に用いられる。馬の総称はモリだが、アズラガ(種馬)・アドー(去勢馬、または馬群)・グー(雌馬)などと性別によって呼び分けられる。仔馬はオナガで、さらに年齢によっ...
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モンゴルといえば日本人が連想するのは草原と遊牧民。ただし、実際に首都ウランバートルに住むモンゴル人は都会的な生活を送っている。【高層ビル】 通産省のビルは11階建て。かつての人民銀行の建物はそれより高いが、何階建てか数えてみたことはない。悪しからず(^^;【アパート】 ウランバートルの住宅街には十数階建ての高層アパートが立ち並んでいる。【別荘】 ウランバートル郊外には、かつての社会主義時代に建てられた別荘...
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【正装】 男女ともにデールまたはテルレグを着て、ブス(帯)を締め、ゴタル(ブーツ)を履く。男性は帽子を着用し、脇に嗅ぎ煙草入れ、または脇差しなどをぶら下げる。モンゴル国の男性、および内蒙古の男女はズボンを着用するが、モンゴル国の都市部では女性はワンピース感覚でデールを着こなす。この場合、ズボンを穿かずにデールを直接着て靴もパンプスを履く。【デール】 チャイナドレスがダボダボになったようなデザイン。立て襟...
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【オボー】 道祖神のようなもの。円錐形に石を積み上げたもので、通りがかった者は石を投げ入れながら右回りに巡回してお参りする。モンゴル最古の宗教的伝統のひとつとされる。地方ごとに決まった日にオボー供養祭が行なわれる。モンゴルの伝統行事ナーダムも、もともとオボーの供養祭のひとつだった。【アニミズム】 チンギス・ハーンの時代は、青いテンゲル(天)または火を崇拝していた。これらは今でもモンゴル人の民間信仰の中...
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【ボルハン・バクシ】 シャキャムニとも呼ばれる。釈迦。 【ビーロザナ】 大日。毘廬遮那。【オタチ】薬師仏。【アリヤバル】 観世音。【ミャンガン・ガルト・コムシム】 千手観音。【メグジット・ジャンライスグ】 開眼観音。【マイダル】 弥勒菩薩。【アミンディワ】 阿弥陀仏。【ツェベクメド】 無量光。【オチルサトバ】 金剛菩薩。【チャガーンフルドゥン】 時輪金剛。【ビリグバラミド】 般若(般若波羅密多)。【エスルワー】...
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【オルティン・ドー】 長い歌の意。モンゴルの伝統的な民謡。声を長く伸ばして声を長く伸ばし、喉を振るわせる独特の技法を持つ。主に馬頭琴の伴奏によって歌われる。【ボギノ・ドー】 オルティン・ドーに対比した、短い歌の総称。【ホーミー】 喉で発声した声を口腔内に共鳴させた倍音で、同時に二つの音を出しながらメロディーを歌うもの。【馬頭琴】 馬の頭の形を模して作られた。弓と弦には馬の尾、またはナイロンが用いられる...
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【デンベー】 指じゃんけん。歌を歌いながら行なう。負けた方が罰ゲームとして大量の馬乳酒を飲まされるなどのルールがある。【シャガイ】 内蒙古ではシャーと呼ばれる。羊のくるぶしの骨で作ったおはじきのようなもの。4つで1セットだが、大量に使って遊ぶやり方もある。ひとつのシャガイはそれぞれの4つの表面が形状によって「馬」「羊」「山羊」「ラクダ」と名付けられている。サイコロのように投げ、どの面が出たかで占ったり...
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モンゴル語で読めるサイトを集めてみました。順次追加予定。 【総合サイト】 ・モンゴル国ダタコム社 ・my Mongol.com【新聞】 ・Zuunii Medee (リンク切れかも)【ラジオ】 ・モンゴルの声 ・ラジオウランバートル (英語のみ) ・Radio 4 U【各種団体】 ・在日モンゴル留学生協会【チャット】 ・Informationen zur Mongolei (モンゴル人とチャットができるドイツのサイト)...
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だいぶ前から、このタイトルでコラムを書かなければならないと考えていた。日本では古くからジンギスカンとして親しまれているモンゴルの英雄だが、中国語表記では成吉思汗と書く。中学校のときの歴史の授業で、「なるきち思うに、汗をかく」と語呂合わせを教え込まれたのを覚えている。この中国語表記はモンゴル語名を音訳したもので、中国語読みするとチョンジースーハンとなる。さて、モンゴル語そのものをカタカナ表記したもの...
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最近スーパーで出回っているモッツァレラチーズなるものを買ってみた。おいしそうなので、つい我慢しきれずにスプーンで一すくい取って食べてみた。 この味はモンゴルのアーロール(ホロードともいう)というチーズとそっくりではないか。正確にいうと、アーロールを作る段階で、まだ乾燥させていない生のアーロールの味である。 さっそくモッツァレラチーズの作り方を調べてみると、大枠ではほとんど作り方は同じようだ。いずれも乳...
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モンゴル料理を大別すると、モンゴル国の料理、内モンゴルの料理に分けられる。さらに、それぞれを都市部の料理、遊牧地域の料理に細分することができる。(a) モンゴル国の都市部の料理(b) モンゴル国の遊牧地域の料理(c) 内モンゴルの都市部の料理(d) 内モンゴルの遊牧地域の料理幸いにも私はモンゴル国、中国内モンゴルの両方とも長期滞在の経験があるし、都市の生活も遊牧地域での生活もそれぞれ体験している。そこで、これまで...
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